勢溜(せいだまり)

勢溜(せいだまり)(島根県出雲市

   ◎表参道(神門通リ)の先に「勢溜の大鳥居」が出雲

    大社の神域の入口です。

    その昔、この周辺にはかって「市」や「大きな芝居小屋」

    などが立ち並び多くの人が集まった場所だったと言い

    います。

    つまり「人の勢いが集い溜まる場所」といった意味で

    「勢溜」という名称になったそうです。


  「下り参道」
    神社仏閣の参道で下り参道はめったにないそうです。

  「祓 橋」
    橋の下を流れる川は、出雲大社の後背の八雲山
    から流れる「素鵞川」です。
    八雲山は古来から禁足地とされる神聖な山です。


  「松の参道」
    以前は殿様や貴族の方だけが真ん中を通ることが
    許されていました。
    この松は寛永年間(1,630年頃)に松江藩主の堀尾
    忠氏の夫人が祈願成就の御礼に奉納されてもの
    だそうです。