紙本金地著色洛中洛外図(六曲一双屏風)

紙本金地薯色洛中洛外図(六曲一双屏風)(富山県高岡市伏木)
 
    ◎江戸時代後期勝興寺第二十代住職本成に鷹司政煕
 
     の娘が嫁入りした際、嫁入り道具として持参したと伝え
 
     られている。
 
     本屏風は百双以上知られる洛中洛外図屏風の中でも
 
     制作年代が六番目に古く、特に二条城が描かれた一双
 
     屏風としては最も古いものだそうです。
 
     右には秀吉が創建し秀頼が再建した方広寺と御所が
 
     左には本願寺伏見城三十三間堂清水寺・八坂塔
 
     吉田社・鞍馬・加茂神社・北野神社・金閣寺・嵐山等が
 
     描かれています。
 
     縦 155.5メートル  横 348.4メートル