2014-03-13 鉄湯船 近畿 #練習用 鉄湯船(京都府・宮津市) ◎本堂の西南側に鉄製の円筒形の水槽が置かれています。 これは「鉄湯船」と呼ばれているもので、かって成相寺の湯屋で湯船として 使われてものと言われている。 湯船といっても これに直接入るものでなく、湯を沸かしたお湯をこれに入れ かかり湯をするのに用いられたものと考えられる。 後には薬湯を沸かし、怪我や病気の人々を治療するために用いられたと言う。 この「鉄湯船」は鋳物師山河貞清によって鎌倉時代1.290年(正応3年)に 造られたたものとされ、重要文化財(工芸品)に指定されている。